カリフォルニア州ロサンゼルス

サイエントロジー・メディア・プロダクションズにようこそ:世界へ向けてサイエントロジーの大規模な情報発信拠点がオープン

2016年5月28日

5月28日、教会の先端技術を駆使したマルチプラットフォーム、全く新たに改修された映画・テレビスタジオが、「純然たるヘルプを全世界へ」というメッセージとともに、ハリウッドにオープンしました。

カリフォルニア州ハリウッドのサンセット大通りのスタジオの中心には、ふたつの三角形と「S」のサイエントロジーのシンボルをあしらった、高さ45メートルの電波塔が立っています。 世界の娯楽の発信地の中心に、高く大胆にそびえ立つサイエントロジーのロゴは、ただひとつのことを意味します。

リリジャス・テクノロジー・センター会長のデビッド・ミスキャベッジ氏は、集まった1万人以上のサイエントロジストに挨拶し、最新で最先端のデジタル・メディア・センター、サイエントロジー・メディア・プロダクションズのオープニングを祝いました。「純然たるヘルプを全世界へ」というメッセージを伝えるものです。

この宗教の教会指導者であるデビッド・ミスキャべッジ氏は、教会のグローバル・メディア・センターのオープニングのスピーチで、「これは何十億もの人々への私たちの歪められていないコミュニケーション・ラインです」と1万人以上のサイエントロジストや友人たちに述べました。 「つまり、常套句にあるように、自分自身で記事を書かないと他の人に勝手に書かれてしまうからです。 ですから、これから私たちは歴史上、他の宗教にはないような私たちの記事を書いていくつもりです。 そのすべてがまさにここ、サイエントロジー・メディア・プロダクションズから発信されます。」

サイエントロジー・メディア・プロダクションズ(SMP)は、世界中に良質で必要不可欠なニュースを放送していきます。 テレビ向けのニュース。ラジオ向けの事実や意見。雑誌向けの最新の情報。コンピュータやタブレット、携帯電話向けの情報です。

そうです、サイエントロジーがニュースであり、それこそ、この宗教が興味深いことの確かな証拠です。 しかし今後、サイエントロジー・メディア・プロダクションズ自体が、そのメディアとなるのです。

5月28日の土曜日には、由緒ある建物を復元した完全ハイテク・メディア複合施設として、サイエントロジー・メディア・プロダクションズがオープンしました。 それは、テレビやインターネット、雑誌を完全に統合した、デジタル・メディア・センターであり、真の解決策を世界にもたらすために、すべてのメディアのパワーを利用するという使命を持っています。

ミスキャベッジ氏は「ですから、この日の意義について、考えてみてください」と述べました。 「これはL. ロン ハバード自身がサイエントロジーに積み上げた歴史です…私たちが持つ英知を分かち合い、他の人々が自立できるように。 そして、当然のように、人間は理解できず助けることができない存在だと、主張する連中からのヤジは無視することです。 私たちはそうでないことを知っています。 人間を助けることができるということを知っています。 そしてさらに、私たちは助ける方法を知っています。」

ミスキャベッジ氏は、この宗教の意義を広げるために、サイエントロジー独自のメディアが必要だと述べました。 「これこそ私たちが探し求めてきたものです。 というのも、なぜ、この施設は私たちの地球規模のサイエントロジー・コミュニケーションを連結するシステムの最後の要となるのでしょうか?

それはサイエントロジー・メディア・プロダクションズが、全世界に向けたサイエントロジー普及の中枢であるとともに、世界各地で絶え間なく増大している、サイエントロジー教会による人道支援活動や社会事業の数々の資源となるからです。」

さらにミスキャベッジ氏はこう述べました。「平均的な若者は、インターネットに毎日10時間を費やし、5秒ごとに誰かが『人生の意味』を、また毎秒6回『精神性』について検索しています。SMPは、想像できる限りのありとあらゆるソーシャル・メディアの力を利用して、こういった問いに対する答えを提供するでしょう。

世界人口の95パーセントは毎日ラジオを聴いていて、テレビの視聴者は毎週およそ40時間もテレビに釘付けになっています。この状況の明らかな解決策は、独自のラジオ局、テレビ局、放送施設を持つことです。」

サイエントロジー・メディア・プロダクションズは、ハリウッド通りとサンセット大通りの交差点の近くにある2万平方メートルの複合施設です。 1912年に建てられた、このスタジオには、最新技術の音響ステージ、クリエイティブ・ルーム、視覚効果制作エリア、エディティング、アニメ制作、オーディオ録音、ミキシング、外国語の翻訳と吹き替えなど、放送やオンライン制作のあらゆる側面が含まれています。

さらに、この施設にはフリーダムという、人々の強い興味をそそる報道記事を掲載する雑誌の編集拠点もあります。 フリーダム誌は、印刷物、テレビ、ラジオ、インターネットのプラットフォームなどグローバル報道機関として展開されていきます。

それは、この種のデジタル・メディア施設の中でも地球上で最も現代的で洗練されたものです。 人道支援や社会改善キャンペーンを含む、サイエントロジーの世界的な活動、および現在の世界での出来事のニュースが、スタジオの「国際メディア・クリアリングハウス」である中央情報収集施設に送られ、施設内の放送、オーディオ、出版部門で利用できます。 そのすべてが43キロメートルの光ファイバー・ケーブルによって、その核心部の総計320万ギガバイトの情報容量とメディア・プラットフォームを持つスーパー・コンピュータとが連結されており、瞬時に翻訳できる、特許を持つデータベースに配信されます。

これは、この宗教にとって飛躍的な前進というだけではなく、この地域社会にとって大きな贈り物でもあります。 ミスキャベッジ氏はこう述べました。「私たちは、ロサンゼルスにおける人道支援組織、慈善活動団体、そしてあらゆる宗教団体に向けて扉を開きます。 この施設はあらゆる種類の地域イベント、24時間テレビ、あらゆる宗派の宗教番組などに対して開放されることになります。」

グランド・オープニングは、ハリウッドとロサンゼルス市の地域社会のリーダーから称賛を受けました。ハリウッド商工会議所会頭のレロン・ガブラー氏は、次のように述べました。「今ここでの出来事は、非常に重要な意義を持っています。 人々はハリウッド、そしてサイエントロジー教会が行うことに注目しています。 そして、皆さんはここに安定した拠点を置くだけでなく、 このユニークな環境で作家、ディレクター、あらゆるクリエーターが成功するための、格別な機会を提供していきます。 ハリウッドをさらなる高みへと至らせるために力を合わせましょう。」

ロサンゼルス自然保護委員会代表のリンダ・ディッシュマン女史は、こう述べました。「皆さんがこの歴史的なスタジオを継承してくれてうれしいです。 特に大事な点は、この場所が今後もメディアやAV制作のために使われるという事実です。 なぜなら、皆さんがこの保存に投資してくれたのは意義のあることだからです。 それも当然でしょう。何しろ、皆さんの創設者が、ハリウッドで脚本家としてのキャリアを始めたのは、他でもないまさにこのスタジオだったのですから!」

ロサンゼルス警察署所長アルトゥロ・サンドヴァル警部は、常にサイエントロジー教会が薬物と犯罪防止への取り組みを助けてくれたと評価しました。 「この教会とそのメンバーの素晴らしさは、ひたすら貢献し、何の見返りも求めないことです。 本日のこのグランド・オープニングにより、真実を伝える重要なメッセージを、あらゆるタイプのメディアを通じて発信できるからです。 そうすることで、私たちは子供たちの成功を保証する手助けをすることができます。」

最後のゲスト・スピーカーのケビン・ジェームズ氏は、ロサンゼルス市の映画・テレビ局の局長でした。 「ですから、皆さんが都市と住民の安全に関して、地域の頼れるパートナーとして、実際に現場で貢献してくださっていることを大変ありがたく思っています。 また、我々の住むこのロサンゼルス市に対応する際のあなた方のプロ意識と意欲に感心させられます。 皆さんはすでにこの都市にとっての重要なパートナーであり、 それは非常に有意義なことです。 本日お祝いしているこの新しいスタジオにより、私たちの提携関係は全く新しい次元へと移行するでしょう!

サイエントロジー教会が、何であれ半端なことをやる人たちでないのは知っていましたが、 熱烈な映画愛好家である私でさえ、ここまでやるかと思いました。 世界の芸能界の中心地で働く放送人のひとりとして、また映画撮影の調整役として、この施設が現れたことで、業界の水準が上がったと感じています。 率直に言って、私たちは皆さんが行ったことに驚きはしませんでしたが、 たとえそうでも、私は市庁舎にやって来る人たちに、はっきりとこう言いました。『これは見ておくべきですよ。』 サイエントロジー教会がまたすごいことをやったんですから。」

サイエントロジー教会が、公共放送局KCETからこのスタジオを入手した際に、同教会は、このスタジオをハリウッドの貴重な歴史の一片として完璧に復元させることを明言しました。 大きく膨らんだタイル張りの屋根、特徴あるレンガ造りの壁、ローマ・トスカーナ様式の円柱劇場、控室などのすべてが見事に復元されました。 このスタジオの歴史の大部分がここに展示されており、ここで撮影や制作された数々の映画がよみがえります。『誘拐』、『北京での55日間』、『エルシド』、『昼下がりの情事』、『ボディ・スナッチャー』などです。

1937年にL. ロン ハバード氏(LRH)宛てに脚本家として招待状が出されたのは、まさにこの場所でした。 LRHが手掛けた作品の中には、大成功を収めた15編から成るシリーズ作品『宝島の秘密』があります。 サイエントロジー・メディア・プロダクションズ内には、LRHが初めて敷居をまたぎ、映画脚本の仕事を始めたオフィスがあり、そこでは人気フィクションや、映画の黄金時代に彼が制作した膨大な数に上る作品が展示されています。


サイエントロジー・メディア・プロダクションズのグランド・オープニングは、理想のオーガニゼーションが、世界各地でリボンカットを行っているといった、サイエントロジー教会における史上最大の拡張の波に合わせたものです。 これらの教会は、サイエントロジストに、精神的向上をもたらす能力獲得のためのサービスを提供するだけでなく、薬物の危険性、人権侵害、メンタルヘルス業界における不正行為、および犯罪に対する一般市民の認識を高めるための教育活動に取り組んでいく、地域の活動拠点となっています。 これらの教会は、サイエントロジー・ボランティア・ミニスターの本部でもあり、彼らは大惨事に見舞われた被災地に出向き、被災者に対してサイエントロジーの技術を駆使して、その地域全体を活気付けるための救援活動に取り組みます。 理想のオーグは、現在すでに世界の50ヵ所で開設しており、今年中に12が開設予定、近い将来には、さらに50の開設が予定されています。

また、サイエントロジー教会はこの10年間、サイエントロジーによる救済と希望のメッセージを伝播するための大事業に着手してきました。 

まず最初に手掛けたのがブリッジ・パブリケーションズの設立でした。ここでは世界最大級の完全デジタル設備が導入されており、注文に応じて印刷することもできます。それによってLRHの教材を世界各地のどこにでも、そしていかなる言語でも供給することができるのです。

次はロサンゼルスにおけるサイエントロジー国際普及・配送センターの設立でした。1万7,000平方メートルの敷地に設立された同センターでは、印刷および配送が最先端技術を駆使して運営されています。

さらに、サイエントロジー教会が有する第一級の映画スタジオ、ゴールデン・エラ・プロダクションズがあり、そこでは、すべてのLRH監修によるサイエントロジー・トレーニング・フィルムの制作が行われています。

そして今、サイエントロジー・メディア・プロダクションズが開設されました。

ミスキャベッジ氏はこう述べました。「私たちが真の解決策、真実分け隔てのない助けとしてどれだけのものを提供できるか考えてみてください。 そこで、この問いへと至ります。それらの解決策をどのようにしてあらゆる人に、それも地球上のあらゆる言語でもたらすか? もちろんそれに対する答えは、LRHが繰り返し述べていることにあります。物事の規模の大きさに対する正しい理解について合意することが必要不可欠だということです。

例えば70億人の人々というような大きな規模を想像することについてですが、 皆さんがこれまでに目にされたこと、そしてさらにこれから目にするに及ぶことを照らしてみると、それを想像することができるか、という問いかけは少しも大げさではありません。」

そこでミスキャベッジ氏は、盛大なリボンカットを行い、サイエントロジー・メディア・プロダクションズを世界に向けてオープンしました。