アイルランド、ダブリン

南ダブリンで相互作用のパートナーシップのためにサイエントロジー・センターがオープン

2017年10月14日

広大な敷地にある新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターが、ダブリンの地域社会に対して、その扉を開きました。

アイルランドは、古代の美しさと永遠の物語を呼び起こす展望の場所で、地球はそこを軸として回っていると言われていました。 その伝統は美しさ、情念、誇りをもって今日の世界を切り開いています。そしてそれにより、エメラルド島は人々が帰る場所と呼ばれています。

豊穣な10月の午後、教会がダブリンの象徴的なメリオン広場に国務オフィスを置いた日から12ヵ月後のこの日、サイエントロジー教会は新しい教会とコミュニティー・センターのリボンカットを行いました。 この施設は、サイエントロジー支援プログラムを提供し、ダブリンおよびアイルランドの全コミュニティーを強化するために、市民活動やイベントの拠点としての機能を果たします。

アイルランドの首都、ダブリンに新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターを捧げる、ミスキャベッジ氏の存在は、晴れの日をさらに意義深いものとしました。

「今日、我々の創立者であるL. ロン ハバードが愛した土地、そして彼が、たとえ気候がそうでなかったとしても、素晴らしく暖かいと表現した人々を称え、その誓いを現実のものにします」サイエントロジー宗教の教会指導者であるリリジャス・テクノロジー・センター会長デビッド・ミスキャベッジ氏が、集まった聴衆に対して話しました。 「そして、それでは足りないのなら、皆さんのイェーツ氏の言葉を引用させてください。『幾度も人はふたつの永遠の間を生き、そして死にゆく……そして古代アイルランドはそれを知り尽くしていた。』」

ミスキャベッジ氏は、その知識の贈り物が丁重に世界に与えられ、それは、協調奉仕の精神を示している、と指摘しています。

「アイルランドの永遠、アイルランドの超越性のためにあなたは文学を500年間存続させました。 皆さんはアメリカを築き、おそらくはそれを見付け出しもしました。 あなたは、人類の平等と、尊厳の不在の中で尊厳を持って生きる道を教えました。 そして、あなたがいる場所で、美しさほど、貴重なものはないと教えてくれました。 それゆえに、このダブリンの新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターのオープンし、あなたとともにいることを私たちは誇りに思います。」

実際、この街はサイエントロジーの歴史において特別な場所にあります。1956年に、サイエントロジーの創設者 L. ロン ハバードはダブリンに住み、メリオン・スクエアで「個人の能力を高めるコース」を開発しました。そのプログラムは誰もが人生でもっと効果的に機能することができるようにと設計されました。

国務オフィスが2016年10月15日にメリオン・スクエアにオープンし、伝統をよみがえらせ、サイエントロジー教会後援のプログラムをアイルランド中に提供しました。 オフィスは過去12ヵ月、市政が率先して行っている、薬物防止、読み書き、人権意識そして青少年活動によって何十万人もの生徒、教師、平凡な市民に情報を届けてきました。 国務オフィスのスタッフはさらに、大学異宗教間のクラス、薬物防止チャンピオンを祝う賞の開催、そして世界人権宣言を促進するためのオープンハウス・イベントを主催しました。

全く同じ精神を実現するために、新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターが、南ダブリンの中心68エーカーのキャンパスに、地域全体に奉仕し、そして互いに協力し合っていく拠点として設計されました。 その中には、1,050席を有する最先端の講堂が、チャリティー・イベントやコンサート、文学の夜、近所の集会も開かれ、教育セミナー、会議、そして市民団体機能といった数々の地元イベントの開催を実現するために完全装備されています。 そのセンターのスポーツ・グランドも同様に十分に設備され、ゲーリックフットボール、ハーリング(アイルランドで行われるホッケーに似た競技)、ラグビーやフットボールも行えます。 実際、ミーティング・ルームと完全なサービスを提供するカフェも含め、施設は地元のクラブ、学校や青少年団体を含む地域社会や慈善団体によって利用できるようになっています。

見捨てられた敷地が地域社会のセンターとして蘇ったことで生まれた機会を強調して、地元や市の高官たちが友情と物事を起こしていく精神を褒め称えました。 その方々は、タラット薬物防止活動家のニコラ・キーティング女史、人種差別撤廃スポーツ協会プログラム・ディレクターのアミーナ・モスタファ・キーオ女史、受賞詩人で翻訳者のフィリップ・カミングス氏です。

キーティング女史は20年に亘り中毒と薬物乱用の問題に最前線で取り組んでいる経験を持っている方で、教会が後援する真実を知ってください:薬物」キャンペーンは絶対に必要なものだと見ています。「アイルランドは美しい国」と彼女は語りました。 「残念ながら私たちは薬物の蔓延に苦しんでいます。 人口の54パーセントに薬物乱用が広がり、こういった中毒者たちは魂を置き去りにしてダブリンの街をさまよっています。 けれども、皆さんの薬物のない世界のプログラムは、人々に率直に語り掛け、誰の心にも響きます。 私はすでにそれがここダブリン、そしてコルクまで、発展しているのを見ました。 皆さんは薬物中毒者、ホームレス、危険にさらされている若者、移民の家族など、あらゆる背景を持つアイルランド人に手を差し伸べてきました。 実際、これを強調しなければなりません。皆さんはすでに50万人以上のアイルランドの人々に『真実を知ってください:薬物』をもたらしました。」

キーオ女史はさらに、ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツの旗の下、過去12ヵ月にもたらされた全国的な人権活動について話されました。「少年少女たちが『私もやりたい』と教育プログラムに参加し、いじめ対策を組み合わせたワークショップの中で、皆さんの人権小冊子を受け取っています。 実際、南はコークから西はリマリック、ゴールウェー、さらには東はダブリンまで、48名のボランティアがこのプログラムを使っています。 教育者キットを脇に抱え、彼らはセミナーや講演を行い、向かった先のいたるところで人権の種を撒いています。 そして3000人近い生徒がプログラムを卒業し、人権を守る軍隊を急速に作っているのです。』

アイルランドにL. ロン ハバードの哲学と見識をもたらしている教会の決意を語るフィリップ・カミングス氏(アイルランドの作家、詩人、言語学者)は、アイルランドの現地の言葉への翻訳作業によって、教会がすでに国家の文化や歴史を尊重していることを示している、と語ります。「アイルランド語自体について考えてみましょう。このプロジェクトへの皆さんの献身、そしてこのプロジェクトへの参加の機会を与えられた翻訳者チームが一丸となってこれらの教材を翻訳することにより、将来これらは実際に読まれることになります。つまり、皆さんは実践的な形で、アイルランド語の使用を促していることになるのです。

私たちの先駆的な政治指導者で詩人のひとりであるパトリック・ピアースは、こう言いました。『Tír gan teanga, tír gan anam.』(アイルランド語) 『言語のない国は、魂のない国である』という意味です。 ですから気付かずに、意図せずして行ったことかもしれませんが、今日、皆さんが達成しつつあることは、実際に、そして実質的に、アイルランドの魂を生かし続けるようにすることなのです。」


新しい教会とコミュニティー・センターは、すべての訪問者にダイアネティックスとサイエントロジーを紹介します。その始めとなるのが、パブリック情報センターです。 ビデオ・ディスプレーにある500以上のフィルムで、サイエントロジー宗教の信条と実践、そしてその創設者L. ロン ハバードの生涯と彼が残した遺産などを紹介します。

情報センターには、多くのサイエントロジー後援による人道支援活動と地域社会での奉仕活動プログラムの展示会もあります。読み書き能力と学習の世界規模のネットワーク・センター、世界規模の薬物防止教育とリハビリテーション・プログラム、遥か広範囲にわたる人権運動、そしてサイエントロジー・ボランティア・ミニスター・プログラム。

結婚式、命名式、そして異宗教間サービスを主催することに加えて、チャペルは、セミナー、会議、講習会といったさまざまな集会のために慈善団体や地域グループによって使用することができます。 さらに、この教会には多様なセミナールームやコースルーム、さらにサイエントロジーの「オーディティング」と呼ばれる精神カウンセリング専用のフロアもあります。


新しい教会とコミュニティー・センターのオープニングは、ロサンゼルスからタンパ、ロンドンからミラノ、ヨハネスブルクから東京、テルアビブからカオションといった60以上の新しいサイエントロジーの教会による、宗教上の大きな拡張の時に行われました。 この10年間におけるこれらのオープニングによって、この宗教の世界規模の拡張進度がそれ以前の50年間を合わせたものを超えました。

2017年、サイエントロジーの新しい教会のオープニングが、ニュージーランドのオークランドカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーフロリダ州マイアミ、そしてデンマークのコペンハーゲンで行われました。

次の12ヶ月でまたさらに、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、北アメリカそしてアフリカの文化の中心地で理想のオーグのオープニングが予定されています。