デビッド・ミスキャベッジは、サイエントロジー宗教の教会指導者です。ミスキャベッジ氏は、リリジャス・テクノロジー・センター(RTC)会長としての立場から、L. ロン ハバードによるダイアネティックスとサイエントロジーの技術が規範的に、また純粋な形で利用されることを保証し、「サイエントロジーを効果のあるものに保つ」という究極の責任を担っています。
サイエントロジーは、20世紀に生まれ、21世紀に入ってから前例のない拡張を遂げた宗教です。現在、165の国にわたり、8,500もの教会、ミッション、加盟グループが存在します。ミスキャベッジ氏は、この非常に独自で現代的な宗教運動を導くという役割にふさわしく、「宗教指導者」の既存のイメージを変えるような活動をしています。
ミスキャベッジ氏の指導の下で、サイエントロジーは社会福祉事業や人道支援活動を世界中で後援しており、その影響力は数十億もの人々に及んでいます。ハバード氏による宗教的な文献は、かつてないほど広範囲に利用できるようになっています。この教会は、施設の面でもその活動範囲の面でも、前例のない成長を遂げています。
デビッド・ミスキャベッジ氏は、L. ロン ハバードが残した英知を受け継ぎ、そのビジョンを実現させるという使命を果たす過程で、以下のような業績を残しています。これは、氏のリーダーシップがどのようなものかを具体的に物語っています。
1960年に生まれたデビッド・ミスキャベッジ氏は、少年時代から人生の大半をサイエントロジストとして生きてきました。ミスキャベッジ氏は、英国、セントヒルの有名なハバード・ガイダンス・センターで、12歳で最年少のプロフェッショナル・オーディターとなった天才少年として今なお記憶されています。
今なお記憶されているエピソードはもうひとつあります。サイエントロジー宗教の教団である「シー・オーガニゼーション」に16歳で加入し、そのわずか1年後には、L. ロン ハバード直属のスタッフとして働く、選り抜きのメンバーの一員になっていたのです。17歳のデビッド・ミスキャベッジは、ハバード氏の直接の指導を受けて、氏の下で最初のサイエントロジーのトレーニング・フィルムの撮影監督を務めました。
その後、ハバード氏の要請により、ミスキャベッジ青年は教会の幹部役員となり、世界中のサイエントロジー教会に派遣されて特別任務を執行する教団員を監督する役目を務めました。18歳になるまでに、デビッド・ミスキャベッジは、L. ロン ハバードから最も重要な任務を任される存在になっていました。この教会の歴史の中で、ミスキャベッジ氏ほどL. ロン ハバードに近しく接していた教会役員はほかにいません。
1983年、当時L. ロン ハバードは集中的な研究に携わっており、教会運営から離れていました。その間に、腐敗した一部の教団員らがサイエントロジーの支配権を握ろうとしていました。ハバード氏は、その企てを一掃したある勇敢な教会役員について言及しています。ハバード氏は次のように述べています。
「教会が敵対者の手に落ちようとしていたにもかかわらず、私が教会の運営から離れていたことをお許しください。 結局は、万事解決しました。 なぜでしょうか?本物のサイエントロジストが、そうなるようにしてくれたからです。 私の信念は間違っていなかったことが証明されました。」
ここでL. ロン ハバードが言及した「本物のサイエントロジスト」こそ、デビッド・ミスキャベッジその人でした。
教会が危機一髪の状況にまで陥ったことを重く見たL. ロン ハバードは、教会組織の再編成を指示しました。教会が敵対者の手に落ちることなく、この宗教が永続できる体制へと移行し、かつ常に創設者の教えに忠実であり続けることを保証するためです。 その目的を果たすために、L. ロン ハバードの指導により「リリジャス・テクノロジー・センター」が創設されました。サイエントロジーとダイアネティックスの商標を所持し、サイエントロジー宗教を保存・維持・保護する組織です。ハバード氏は、ミスキャベッジ氏をこの教会組織の理事に任命しました。
L. ロン ハバードは、残りの人生における彼自身の遺産管理に関しても、それを扱う組織の委員長としてデビッド・ミスキャベッジを任命しました。
L. ロン ハバードは1986年にこの世を去りました。歴史が示すように、どの宗教であれ、その創設者の死後も存続できるかどうかで真価が問われます。サイエントロジーがその困難な時期を乗り切る先導役となったのがミスキャベッジ氏でした。 実際、ミスキャベッジ氏は、アメリカ合衆国でサイエントロジーの全面的な宗教認可を勝ち取り、この宗教を国際舞台へと導くことで、その存続を確かなものにしたのです。
以来、ミスキャベッジ氏はL. ロン ハバードが残したものをたゆみなく推進してきました。その結果、現在サイエントロジーは、近代以降に誕生したものでは唯一の主要な宗教として位置付けられる存在になりました。 実際、ミスキャベッジ氏が成し遂げたものはすべて、L. ロン ハバードが氏に託したビジョンの実現にほかなりません。ハバード氏は、ミスキャベッジ氏がこの教会の指導者である限り、自らのビジョンは間違いなく忠実に遂行されるだろうと確信していたのです。
「信頼と友情は、炎の中で鍛えられ、人生という金床の上で何度も叩き延ばされる中でつくられるものです。私たちは多くの経験をともにしてきました。あなたが私を信頼しているのと同じくらい、私もあなたを信頼しています。」
- L. ロン ハバードからデビッド・ミスキャベッジへのメッセージ