ラテンアメリカ大陸21ヵ国の切迫した薬物リハビリテーションの必要性に応える ― ナルコノン・ラテンアメリカ

メキシコのメヒコ州ヴィラ・ヴィクトリア郊外にある1.6ヘクタールの大農園は、新しい大陸ナルコノン・ラテンアメリカの拠点としての役割を担っています。その役割とは、効果的な薬物リハビリテーションの必要に迫られている地域の要請に真剣に応えることです。 このセンターのオープニングは、国際サイエントロジスト協会会員からの寛大な寄付により実現しました。

9月12日土曜日にラテンアメリカの大陸ナルコノンは、歓声と熱狂した祝福に包まれながら、メキシコの中心地で、150人のメヒコ州特別予備警察隊を含む何千ものナルコノンの支援者、政府高官、そしてゲストたちに見守られ、オープンしました。

ヴィラ・ヴィクトリアにあるこの新しい施設は、1880年に建設され、世界的に有名な闘牛士の所有財産でした。今日、代替薬物を使用しないことで有名なナルコノンのリハビリ療法を提供するため、新たに生まれ変わりました。薬物中毒を克服し、薬を使用せずに人生を送ることを望む人々のニーズに完璧に見合った、気を散らされる要素のない環境を提供しています。 古典的なアーケード状の廊下に囲まれた中庭が特徴の、都市の喧騒から離れた静けさと美を備えたナルコノン・ラテンアメリカは、生徒たちに穏やかで、一種独特なアットホームな雰囲気を提供します。

9月12日、何百ものナルコノンの支援者、政府高官、そしてゲストたちが中南米の全21ヵ国に奉仕する新しい大陸ナルコノン・センターのオープニングを祝うために、メキシコのヴィラ・ヴィクトリアに集まりました。

 

ナルコノン・ラテンアメリカは、世界中で増大しているナルコノン・ネットワークの最盛期にオープンし、ここからサイエントロジーの創設者であるL. ロン ハバードの発見と著作に基づく先駆的なプログラムを効果的に提供します。 またメキシコ全域そして中南米21ヵ国の都市や街々に新しいナルコノン・センターを設立しようとしている専門家にトレーニングも提供します。

グランド・オープニングでは、国際生活教育向上協会(ABLE)の総代表が司会を務めました。 「この真新しいナルコノンは新しいタイプのセンターです。リハビリ・サービスを提供するだけでなく、南端のチリやアルゼンチンからブラジル、ベネズエラ、コロンビア、そしてもちろん中央アメリカとメキシコの専門家をトレーニングする、この地域の拠点でもあります」と述べました。 「薬物とアルコールの乱用は、依存している個人だけの問題でなく、それをはるかに超えて、社会に破壊的な影響をもたらします。 ナルコノンの使命とは、薬物乱用から回復するための効果的なリハビリテーション方法を提供し、この地域社会だけでなく、世界規模での薬物による惨劇を防ぐために社会を支援することです。 私は皆さんとともにこの使命を分かち合えると信じています。」

ナルコノン・ラテンアメリカ総代表ズベルディア・リザラガ女史は参加者を歓迎してこう言いました。「皆さんにこの格調高いセンターをご紹介できることを大変誇りに思います。」 ナルコノン・プログラムを使うことで、私たちにはメキシコだけでなくラテンアメリカ全体を助けるツールがあります。 L. ロン ハバード氏によって開発されたナルコノン・プログラムは、圧倒的な成功率を誇ります。 このユニークな代替薬物を用いない取り組み方は、薬物依存の影響を受けている何万もの個人や家族を助けてきました。 私たちの新しいセンターのあらゆる空間は、生徒とトレーニング生にサービスする事を念頭に設計されました。 この地域社会そして大陸全体にサービスを提供するためのすべてがここにあります。」

メキシコ国会議員アナ・ルイサ・バルデス女史は、女史のナルコノンへの感動的な関わりについて語っています。「私は社会を悩ます薬物問題を解決することを助ける目的で、政府支援によるナルコノン・センターを設立することができました。それ以来 10年以上、私のナルコノン・センターは薬物依存者の回復に何度も成功してきました。 ナルコノンを通じて、私たちは薬物問題について、全く無知な社会に解決策を与えているのです。 ナルコノンはラジオ局やテレビ局、あらゆる可能な経路で知らされるべきです。ラテンアメリカのどの都市にもナルコノン・センターがあって欲しいです。」

この女性国会議員の印象的なスピーチに続き、薬物なしの人生を強く提唱するメヒコ州の第19管区警察署長ベンジャミン・サルバドール・ジーメンズ氏がスピーチをしました。 ステージに登った彼は、自国にナルコノンを迎えることがどれだけ栄誉であるか、その理由を説明してくださいました。

「薬物と犯罪は邪悪極まりない組み合わせです。」ジーメンズ警察署長は述べました。彼はナルコノン・プログラムがいかに違いをもたらすことができるのかを直接見ていらっしゃいました。「人が薬物にはまり込むと、通常苦しい状況を打開するために違法な手段を選ぶので、薬物依存が私たちの社会を荒廃させることになるのです。 幸いにも、この蔓延を阻止するためにできる限りことを行っている人たちがいます。 その中でも最も主要なのものがナルコノンです。 ナルコノンについて知った時、私は即座にハバード氏がまさに人の命を救う、このプログラムを見事に開発したことを知りました。 皆さんがこのセンターのためにメヒコ州を選んでくれたことは大きな誇りです。 これがきっかけとなり、そこからナルコノン運動が成長し、メキシコ中のすべての都市からあらゆる中南米の国へと広がって行ってくれることを願っています。

ヴィラ・ヴィクトリア自治区を代表してナポレオン・ヤネス氏は以下のように彼の考えを述べてくれました。「薬物依存はどんな政府も直面しなくてはいけない最大の課題のひとつであることは誰にとっても明らかです。 薬物は若者、大人、社会のあらゆる層の人々に影響を与えます。 この理由から、そしてナルコノンが象徴するものを鑑みて、ヴィラ ヴィクトリアの、この施設に皆さんを迎えられることは、この上なく喜ばしいことです。 何よりも数十年に及ぶ実績があるナルコノンのような国際的な薬物リハビリ組織が、中南米の本部を開設するためにこの市を選んでくださり、大変光栄です。」

そして最後に、元メキシコ国会議員であり、人身売買反対委員会の代表でもあるロージ・オロスコ女史が、ナルコノン・プログラムに対する彼女自身の情熱と社会のあらゆる階層において薬物が蔓延する国にとって、ナルコノンが何を意味するかを語ってくれました。

麻薬カルテルは犯罪的な資金稼ぎの場としてさらに人身売買に力を入れ、それは薬物依存と共に密接に関連していることが容易に見て取れます」とオロスコ女史は強調されました。 「私の仕事における最大の悩みは、人身売買の犠牲者であり、薬物中毒でもある少女たちを助けるチャンスがないことです。 薬物は犯罪組織が自らの獲物を捕らえるための手段です。 私たちは、人身売買の犠牲者に対する最初の避難所を設立するところです。それはナルコノン・リハビリテーション・センターの役割も果たします。 私は、心の底から、薬物依存と人身売買の犠牲者の悪循環を打開する最後のチャンスはナルコノンであると知っています。 つまり、ナルコノンこそが解決策だと思うのです。」

このような考えを持つのはオロスコ女史だけではありません。 50年近くもの間、ナルコノン・プログラムは薬物中毒から永遠に逃れられないとされた、数えきれないほど多くの人々の命を救ってきました。 ナルコノンの使命は、薬物乱用リハビリテーションへの効果的な方法を提供し、世界規模の薬物乱用による惨劇を逆転させるために社会を支援することです。

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ナルコノンはプログラムに取り組む人々を「中毒者」や「犠牲者」というよりむしろ「生徒」として扱います。その唯一の目的は、人々に薬物なしで人生をうまく送れるようにツールを与えることです。 生徒たちが薬物依存から解放され、薬物を必要としない人生を再建することができるように、安定と快適さをもたらすための細部にまで至る配慮がなされています。

ナルコノン・プログラムは代替薬物を用いない非医療の薬物離脱の手順からスタートします。これはできる限り速く、しかもなるべく楽に薬物から離脱できるように組まれています。 それはデトックスフィケーションの決定的な手法によって、薬物への渇望を促す体内の残留物を消去するのを助け、同時にサプリメントを利用して身体をサポートするように組まれています。 プログラムの最終要素は人生の技能コース・シリーズです。彼らに薬物を使用せずに生きていくために必要なツールを与えます。

読み書き能力の障害を突破し、理解を助けるために、オーディオビジュアルの力をフル活用します。29の言語による23の解説フィルムがナルコノン・プログラムのさまざまな構成要素を説明するために制作されました。

この最先端技術を駆使したメキシコにあるナルコノン・ラテンアメリカは、国際サイエントロジスト協会の会員からの寛大な寄付により実現しました。 それは先週から始まった、ナルコノン・ネットワークの目覚しい成長期における3番目のセンターのオープニングです。 それは9月5日の大陸ナルコノン・ヨーロッパそして大陸ナルコノン英国のオープニングに続くものです。 次にオープンするカリフォルニア州オハイ山頂にあるナルコノンの施設は、芸術家や社会のリーダーたちを専門に受け入れ、薬物リハビリテーションのサービスを提供します。

ナルコノン・センターは現在6大陸の23ヵ国で運営されています。 より詳しい情報を知りたい方は narconon.org まで