真実を知ってください:薬物:
薬物防止教育を世界規模で展開

学校に通う年代の子供たちが、12秒にひとりの割合で違法薬物に手を染めています。若者たちの間にどれほど薬物がまん延しているかを示す、ぞっとするような事例です。

こうした状況に立ち向かうために、サイエントロジー教会は、民間では世界最大級の薬物防止情報キャンペーンを後援しています。薬物とは何なのか、どんな作用があるのかといった明確な事実を子供たちに伝えれば、薬物の使用率が顕著に下がることはこれまでの実例から見て明らかです。統計調査によると、この「薬物のない世界」キャンペーンを通じて、これまでに約50万人の青少年が薬物の乱用や依存症から救われました。

しかし、まだまだ課題は山積みです。ミスキャベッジ氏が当初に定めた方針は、このキャンペーンの教育・啓発資料は、求める人誰にでもすべて無償で提供する、というものでした。そのため、サイエントロジー教会では、そうした出版物を薬物防止団体や政府関係組織、市民グループ、学校などに提供しています。(これらの出版物は、サイエントロジーの教義が書かれたものでも、それを宣伝するものでもありません。)教会が提供する資料の代表的なものは、13種類の教育用小冊子で構成される「真実を知ってください:薬物」シリーズです。子供たちに薬物の実際の作用について教育するために、よく乱用されている代表的な薬物それぞれを取り上げ、単純明快に説明したものです。

また、学習ガイド、活動マニュアル、指導者が授業で使う教材セットもあります。こうした教育資料は、教師、警察当局、地域の団体などが、薬物に対して正しい判断ができるように子供たちを教育する上で有効に活用できるツールとなっています。

最後に、「真実を知ってください:薬物」の小冊子に対応する90分の新作ドキュメンタリー・ビデオがあります。ビデオの各章で特定の薬物をテーマとして取り上げ、実際に薬物乱用を克服した体験者たちが、その薬物の実像を生々しく語ります。

全体として、「薬物のない世界」のキャンペーンは、ひとつの世代全体を破壊的な薬物乱用から守るという目標に向けた大きな前進と言えます。