ハンガリー、ブダペスト

ブダペストの理想の教会完成により、自由を勝ち取る物語はクライマックスへ

2016年7月23日

2016年7月23日、ブダペストの理想のサイエントロジー教会のオープンは、ハンガリーにおける精神的自由の画期的な躍進を告げるものです。

何世紀にもわたって自国の神話や歴史を大事にしてきたこのハンガリーでは、サイエントロジーに関する叙事詩的な物語がもうすでに語られています。 1980年代後半から1990年代前半にかけて、全体主義、無神論主義、共産主義は東ヨーロッパ、アジアの大部分とロシアから撤退しました。 ソ連人民委員の下で苦しめられて来たすべての人々同様に、精神的であることに長く飢え続けてきたハンガリーの人々は、真実と宗教を真っ先に捜し求めました。 1988年には、L. ロン ハバード著の『ダイアネティックス:心の健康のための現代科学』が鉄のカーテンを突き破り、ひとつの運動が始まりました。

サイエントロジーの旗をブダペストで最初に掲げて以来、25年後の今日、理想のサイエントロジー・オーグがその歴史ある都市にオープンしました。 理想のオーグ・ブダペストは、2003年以来オープンした第52番目の理想のオーグです。次々に新しい落成が行われる中、また新たに50もの理想のオーグの開設が予定されています。

「世界中の誰もが、皆さんの都市は自由の中心地であることを知っています」と、サイエントロジー教会の宗教指導者であるデビッド・ミスキャベッジはオープニングのスピーチで述べました。 「自由になるための皆さんの戦いは、地球上の知られているあらゆる言語に翻訳されています。 自由を切望する人々はいつでも、『ハンガリー市民』になるとも言われます。」

「世界中の誰もが、皆さんの都市は自由の中心地であることを知っています」と、サイエントロジー教会の宗教指導者であるデビッド・ミスキャベッジ氏は、7月23日、ブダペスト理想の教会のオープニングに集まったおよそ3,500人のサイエントロジストやその友人たちに落成式の挨拶をしました。 「自由になるための皆さんの戦いは、地球上の知られているあらゆる言語に翻訳されています。 自由を切望する人々はいつでも、『ハンガリー市民』になるとも言われます。」

あらゆる場所からの中央に位置しているため、ハンガリーには多数の人々が訪れます。 1,000年前、東から移動してきた遊牧民たちが王国を設立し、ステファン王一世を擁立しました。その後、蒙古人やオスマン人、そしてハプスブルグ家のオーストリア人、ドイツ人およびロシア人たちがこの地にやって来ました。 これまでに数々の戦争や大激変を経験してきたハンガリーは、膨大な文化のうねりや素晴らしい音楽を持ち、その料理もまた一見に値します。 ハンガリーのトランシルバニアン・アルプス山脈側でヴラッドという名の紳士(別名ドラキュラ)がその鋭い牙を研いでいたということは、15世紀におけるハンガリーの歴史をさらに面白いものにしています。

ハンガリー全土に文明の渦や洪水が押し寄せることで、ドナウ川西側の丘陵地帯に「ブダ」という偉大な都市が築かれました。 ブダのすぐ後、偉大なるドナウ川東部の平原にその姉妹都市であるペストが生まれました。 ブダペストは今日、ハンガリーにおける文化、政治、および商業の中心地であり、中央および東ヨーロッパ内の大都市のひとつです。 ブダ城、漁夫の砦、鎖橋など、この都市における多くの偉大な歴史的文化財に、サイエントロジストたち数千人の努力の賜物である自由という新しい象徴が加わりました。

サイエントロジーの理想のオーグはブダペストの賑やかな中心部にあります。 ブダペスト市の主要な大通りのヴァチ通り沿いの繁華街、第13地区にある6,000平方メートルの教会の建物を見逃す人はいないでしょう。 約26メートルのサイエントロジーの看板は、西部丘陵側にまで伸び、毎日10万人以上の通勤者たちの目に入ります。

ミスキャベッジ氏は、「精神的独立への切望」という言葉で、ハンガリーとオープニングに集まった人々たちについて説明しました。 「ここに建つのは、為せば成るということを宣言し、あなた方が自身の力で築いた新しい理想のサイエントロジー教会ブダペストです!」

この教会のグランド・オープニングは、サイエントロジーが四半世紀前にハンガリーに設立されて以来、その迅速な発展が頂点に達したことを示します。 実際に、33を上回る数のミッションがハンガリーに点在し、さらには近隣諸国のルーマニア、スロバキアとチェコ共和国にまで及んでいます。 そして、これら各国の代表者たちも、グランド・オープニングの式典に集まったおよそ3,500人のサイエントロジストやその友人たちに混じっていました。

主だった出席者の中にはハンガリー社会の有力者が含まれ、教会を新たな拠点に歓迎しました。その銘々は、准将およびペスト郡元警察署長のイステバン・コマロミ博士、セゲド市文化、教育、観光および青少年委員会の副委員長、イルディコ・ヘカネ・ツォンディ博士、ハンガリーのガルドニィ教育協会の役員会メンバー、アグネス・デブレチェニ女史、そして有名小説家のイステバン・ネメレ氏です。

「初めて皆さんのことを知ったのは、15年前でした。 皆さんはハンガリー全土にわたってマラソンすることで、薬物について私たちの国を目覚めさせようと考えていました」と、コマロミ博士は群衆に語りました。 「そこで、私たちは2002年3月に初の薬物のないハンガリー・マラソンを開始しました。 それ以来、皆さんは私たちのメッセージをこの国に広めてきました。 400以上の町や都市を訪れ、 200万部もの薬物乱用防止の小冊子を配布し、 全国の若者たちに薬物のない人生を送ることを促してきました。」

デブレチェニ女史は、L. ロン ハバード氏の勉強の技術を活用したアプライド・スカラスティックスが、いかに同国における教育状況を一変しているかについて説明しました。 「仕事を始めてすぐ、生徒たちを教育することに関する問題に出くわしました。 多くの子供たちが『問題児』とレッテルを貼られたり、『学習障害』と診断されています。 これらの問題を見て、助ける手段を持っていない教育者にとって、悲痛なものです。 この積み重なった暗闇の中でもあきらめず、取り組んでいたり、希望をもたらしている人々がいます。 私はアプライド・スカラスティックス・ハンガリーで、彼らに出会いました。

ハンガリーのお国柄はその文化と人文科学を好むことで、ある程度表されます。 ツォンディ博士は、「市民のコーヒーハウス」でサイエントロジストに初めて会ったことを語りました。そこでは各市民がどうすればもっと市政に関われるのかを知ることができるのです。 常に私は町で起こっている良いことなら何でも紹介していきたいと思っています。 その中には皆さんも含まれます。特に「しあわせへの道」です。 というのも、幸せになることを望まない人はいないでしょう? しかし、もっと重要なことは、それについて他の人に知らせる必要があると、私は信じます。 なぜなら、私はハンガリーの行く末が栄え、成功するべきであると信じているからです。」

小説家のネメレ氏は文化的遺産について語るにあたり、サイエントロジーの創設者L. ロン ハバード氏が、多くのジャンルにおける傑出した作家であることにも言及しました。 ネメレ氏はこう述べました。 「L. ロン ハバード氏は、自分のことをただの人間だと言っていますが、人が歩くのに高過ぎない段階で自由への道を築き上げました。 彼のおかげで、賢さや幸運、金持ちだろうと貧しかろうと関係なく、誰もが想像を超えた高い場所に至ることができます。 ですから、氏は、20、21世紀で最も偉大な人道主義者であると言えます。」


新しいブダペストの理想のオーグは、すべての訪問者にダイアネティックスとサイエントロジーを紹介します。まずは、パブリック情報センターです。 ビデオ・ディスプレーにある500以上のフィルムで、サイエントロジー宗教の信条と実践、そしてその創設者L. ロン ハバードの生涯と彼が残した遺産などを紹介します。

また情報センターでは、多くのサイエントロジー後援のひとつである人道支援プログラムの詳細な概要を紹介します。 世界規模の人権教育の取り組み、広範囲にわたる薬物防止教育とリハビリテーション・プログラム、読み書き・学習センターの世界規模のネットワーク、世界最大級の民間災害救援部隊であるサイエントロジー・ボランティア・ミニスター・プログラムなどが含まれます。

この教会のチャペルは、日曜サービス、結婚式、命名式などのサイエントロジーの儀式や、あらゆる宗教の人々を歓迎する地域イベントなどが開催されます。 さらにこの理想のオーグには、多数のセミナールーム、教室、サイエントロジーのオーディティング(精神カウンセリング)専用のフロアがあります。


ブダペストのオープニングは過去12ヵ月における教会の爆発的な成長の期間に続くものです。 実際、この10年の教会の拡張は、それ以前50年間を合わせたパワーを上回ります。 最近オープンした理想の教会:ジョージア州アトランタ、イタリアのミラノ、日本の東京、コロンビアのボゴタ、スイスのバーゼル。 また、サイエントロジー教会は、最近サイエントロジー・メディア・プロダクションズをオープンしました。カリフォルニア州ハリウッドの、20,000平方メートルの敷地にある最先端技術を駆使したスタジオから、この宗教のメッセージがテレビやラジオ放送、インターネット、ソーシャル・メディア、その他のあらゆるメディアのプラットフォームで伝えられていきます。

さらに進行中のものもあり、翌年にはオーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、北アメリカの文化的中心地でのオープニングも予定されています。