カリフォルニア州パサデナ

「バラの街」の歴史的建造物にサイエントロジーの新しい理想的な教会が誕生

2010年7月18日

2010年7月18日、4000人を超えるサイエントロジストとそのゲストが、パサデナ旧市街の中心部、サウスレイモンド通り35番地の街路を埋め尽くし、「バラの街」に誕生した新しいサイエントロジー教会のグランドオープンを祝いました。総面積5200平方メートルのこの歴史的建造物の落成式には、サイエントロジー宗教の教会指導者であるリリジャス・テクノロジー・センター会長のデビッド・ミスキャベッジ氏も立ち会いました。ミスキャベッジ氏は、式典のスピーチの中で、この施設について「この街にとって、かつては夢でしかなかった全く新しいタイプのサイエントロジー・オーガニゼーション」と述べました。

サイエントロジー宗教の教会指導者である、リリジャス・テクノロジー・センター会長デビッド・ミスキャベッジ氏が、新しいサイエントロジー教会パサデナのリボンカットに立ち会いました。

広域ロサンゼルスでも特に人通りの多い地区に位置し、一世紀にわたる歴史を誇るこの歴史的建造物は、古いものと新しいものが他にはない形で組み合わされ、保存されてきました。その独自性を受け継いで、ボザール様式の外壁が復元され、4階吹き抜けの古典的な回廊は天窓付き。調度品とステンドグラスの窓は19世紀末の手工芸スタイルによるものです。

一方で、設計と建築に際しては21世紀の環境・資源の問題にも配慮しています。この新しい教会は、環境に優しい建築材料、エネルギー設備、照明設備、水使用量の節約などに関する、LEED(エネルギーと環境計画におけるリーダーシップ)の要求基準を満たしています。

ミスキャベッジ氏は、パサデナにとって、またサンガブリエル・バレー地域全体にとってのこの新しい教会の重要性を強調し、次のように述べました。「皆さんは今や、私たちの歴史上かつてなかった運動の一員です。それは日ごとに勢いを増しています。なぜなら、私たちは、誠心誠意をもって、人類全体を助けることに専心しているからです。それについて言えば、今日のサイエントロジーは確かに広範囲に浸透し、その影響力は世界中に及んでいますが、誰もこのことを忘れないようにしましょう。人間性を構成するのは個々の人々だということです。誰もがそれぞれの個性を持っています。誰もがあなたの胸を痛めるような物語を持っています…あなたがそれに何か手を打たない限り。ですから、この理想のオーガニゼーションを最大限に活用してください。というのも、私たちは実際に、多くの援助を注がなくてはならないからです。そしてそれこそが、今日私たちがパサデナの街に約束することです。」

さらに、オープンを記念して、この由緒ある街の行政官や有力者も挨拶しました。

パサデナ市のボガード市長は、新しい教会を歓迎して、次のように述べました。「パサデナ旧市街の建築物がこのように見事に復元されたことからわかるように、サイエントロジー教会は単に急成長している宗教というだけでなく、この街の将来にも重要な役割を果たすでしょう。…ですから、皆さんを、そして長きにわたってこの地域に貢献してきたサイエントロジー教会パサデナをお迎えできるのは、私にとって実に喜ばしいことです。」

建築史家、文化財保護活動家でパサディナ文化財協会の理事会役員であるテレサ・グライムス氏もスピーチを行い、次のように述べました。「サイエントロジー教会は、世界各地で歴史的建造物を購入し、修復・復元を行ってきました。それにより、そうした建造物のある地域社会の活性化に貢献してきました。…皆さんは、物質的な面で過去を保存してきただけでなく、文化と精神の両面で未来に心を配ることに努力を注いでこられました。私たちの街に対する皆さんの貢献は際立ったものでした。サイエントロジー教会をお手本にするところが他にも出てくれればと願うばかりです。」

オープン直後、何千人ものサイエントロジストと来賓が、この教会の広壮な4階吹き抜けの回廊を見学しました。
落成式に続いて、何千人もの人々が新しい教会のパブリック情報センターを見学しました。

さらに、パサデナ商工会議所の会頭であるポール・リトル氏は、サイエントロジー教会が地域社会で果たしている役割について、次のように述べました。「皆さんの教会は商工会議所においても重要な役割を果たし、教会員の方々はこの街の全域で活躍しています。皆さんは常にこの地域社会にいて、毎年恒例のイベントに協力し、公益事業としてパサデナのアーティストを後援するとともに、それ自体が芸術的表現と人道支援の優れたお手本であるような社会福祉キャンペーンを展開しています。この街の住民に対する皆さんの献身、あらゆる領域で私たちの生活の質を高める皆さんの力、それこそがサイエントロジー教会の代名詞なのだということを知りました。」

異宗教間交流の分野を代表して、パサデナ聖職者協会会長のニコラス・ベンソン博士もスピーチしました。「パサデナの人々にとってこの日は、新しい家に友人を迎え入れる以上のことを意味します。これは私たち自身、愛する人、地域社会を助ける機会を持てる教会のオープンなのです。私は皆さんにこの教会のさまざまな活動に参加し、私のように、ここで提供されているものを使うことを強くお勧めします。」

教会員向けのサービスに加え、新しい教会は、回廊のすぐそばに広大なワンフロアのパブリック情報センターを備えています。マルチメディアを駆使した展示パネルには、サイエントロジーの信条、創設者L. ロン ハバードの生涯、教会が推進するさまざまな社会福祉事業や地域貢献活動などが映像や写真付きで紹介されています。

サイエントロジー教会パサデナは、2010年に新たにオープンした6つ目のサイエントロジー教会(広域ロサンゼルスでは2番目)です。年内に、さらに6つの新しいサイエントロジー教会が完成する予定です。