カリフォルニア州サンフェルナンド・バレー

北アメリカ最大のサイエントロジー教会、サンフェルナンド・バレー

2017年3月19日

巨大な最新のサイエントロジー教会でリボンカットが行われ、この宗教の壮大な拡張シーズンの幕開けを告げました。

ハリウッドから北へ向かい、マルホランド・ドライブを越えると、スイミング・プール、レモン・ツリーの点在するバレーが眼下に広がります。 680平方キロメートルのサンフェルナンド・バレーには、180万の人々が暮らし、世界屈指の数々の映画スタジオが位置し、また「カサブランカ」から「ET」まで、アメリカ映画の舞台になっていることでも知られています。 それは、すぐそばにありながら、全くかけ離れた世界が広がる、今日の社会の典型的なパラドックスです。

しかし、その真っ只中に、この全域の44の都市とコミュニティー ― バーバンク、グレンデールからヒドゥン・ヒルにカラバサス、さらにサンフェルナンドにユニバーサル・シティーまで、新たな光を照らし、この盆地の至る所に奉仕するサイエントロジー教会バレーがあります。

リリジャス・テクノロジー・センター会長のデビッド・ミスキャベッジ氏は、3月19日(土)に行われた熱気に満ちた落成式を締めくくり、 献納のスピーチの間、出席者は繰り返し立ち上がり、拍手喝采で称えました。

「今日、私たちはこの夢のバレーのために、ひとつのサイエントロジー教会を捧げます。」サイエントロジー宗教の教会指導者であるデビッド・ミスキャベッジ氏は出席者に語り掛けます。 「サンフェルナンド・バレーは多様な地域です。私たちの助けもそうです。 ですから、私たちは多種多様な文化、民族、そして経済的地位を持つ人々を歓迎します。 この点について、この教会はサイエントロジーの信条、『すべての人間は、いかなる民族、肌の色、信条であろうと、平等な権利を与えられて創造されたこと、 …人間の魂が人間の権利を持っていること』を完全に反映したものです。」

バレーの教会は、理想の教会というサイエントロジーの拡張の宇宙に加えられたもうひとつの最大級の教会であり、今では理想のオーグは合衆国西部だけで19、世界的には57を数えます。 「理想」とは、サイエントロジーの創設者、L.ロン ハバードによって設定された規範であり、それによって、すべての教会がこの宗教の原理と実践を完璧に表現できるようにするものです。

こうして、3月19日、日曜午後1時、5,000人以上のサイエントロジストが集い、北アメリカで最大のサイエントロジー理想の教会の幕開けを祝いました。 その規模と内容においてバレーの新しい家にふさわしく、式典は映画の黄金時代を呼び起こす映画音楽のメドレーで始まり、この日のために特別に書き下ろされた曲「VはバレーのV」の賛歌へと続きました。 歓喜の祝典では、教会がもたらす社会へのより大きなインパクトに対して熱のこもった賛辞を送る来賓の方々に、何千人もの出席者たちは何度も立ち上がり、大きな喝采を送りました。

バレーの教会員にとってそのインパクトは、勉強の技術によって教育のギャップを埋めるために移民の子供たちを助けることから、何万もの地元の若者が薬物を取らないように宣誓するのを助けることへと広がります。 そして、このグランド・オープニングによって、今ではバレーの人道支援活動に恒久的な地盤を提供しています。

新しい教会は、バーバンク大通りとランカーシム大通り、さらにトゥハンガ・アベニューが交わる、北ハリウッドの賑やかな六差路のすぐそばにあり、日に6万台の車が通過していきます。 4エーカーの土地に広がる8,800平方メートルの施設は、ノーホー芸術地区からわずか数区画のところで、地域中のコミュニティーの改善に向けた態勢が整っています。

その献身に焦点を当てたのは、教会を歓迎するサンフェルナンド・バレー地区を代表する方々、ロサンゼルス市警察バレー担当副主任ロバート・グリーン氏、ロサンゼルス消防署バレー担当副署長トレバー・リッチモンド氏、ロサンゼルス教育プログラム・ディレクターのネリー・バリエントス女史、そしてロサンゼルス郡聖職者評議会、業務執行役員フランクリン・ハリス司教です。

まず、副主任のロバート・グリーン氏が、薬物防止教育、家庭内暴力、ギャングの意識についての講演の必要性を示し、バレーのサイエントロジストたちが聖職者協議会や警察署と協力し、どのようにしてバレー中でそうした活動を生み出してきたかを語りました。

「私たちはともに、これらの不可欠な介入や教育をもって、犠牲者や容疑者になる前の子供や大人に接触してきました。 これまでに、私たちはこのバレー一帯で2万5千以上の人々の人生の道筋を変えてきました。」

彼は続けて、教会がこの地域の異宗教を団結させている例を挙げています。 「これに向き合いましょう。あなたがユダヤ教徒でも、カトリック教徒でも、キリスト教徒でも、サイエントロジストでも、皆、より良い地域社会を築き、互いの人生の向上を目指しているからです。 しかし、サイエントロジー教会は、私たちの地域の教会の中でもリーダー的役割を担い、 信仰に根ざしたこの運動をまとめ上げる中心となって、代替案を提供し、支援しています。 そしてあなた方は、バレーのあらゆる警察署との連携により、それを成し遂げてきました。 ですから、あなた方は人々の信頼を築いているだけでなく、私たちの未来を守ってもいるのです。 私はそれを『信仰そのものを生きる』と表現しています。」

ロサンゼルス消防署は、災害対策や災害対応において、数十年にわたってサイエントロジー・ボランティア・ミニスター(VM)とのパートナーシップを組んでいます。 VMたちはハリウッドとバレーの消防署と協力体制を組み、地域の災害対応ボランティアに対する小規模な訓練、さらには大規模な災害のための訓練も行っています。

副署長トレバー・リッチモンド氏は、このように語っています。「あなた方の信条は、人々を助けるという哲学に基づいています。そしてそれは防災の領域にも及んでいます。 非政府団体として、あなた方は特に災害対策と危機管理に注意を払っています。 ですから、このコミュニティーはあなた方に頼ることができ、それは非常に重要なことなのです。 実際これは、あなた方の持つ最大の資産です。」

副署長トレバー・リッチモンド氏はさらに、ノースリッジ地震の現場で実質的に初めてサイエントロジー・ボランティア・ミニスターと仕事をした経験に触れています。 「あなた方は被災者の世話をし、物資の供給ラインを組織化しました。 トラック40台分以上の食糧と10トンにも及ぶ必需品を持ってきてくれました。 毎日、毎週、あなた方がこの都市と住民のために全力を尽くしてくれたボランティアの時間は、合計1万時間を超えています。 そのことに対し、ロサンゼルス市はサイエントロジー教会に深く感謝いたします。」

来賓の方々は、バレー教会を地域社会にとってかけがえのないパートナーとして、また常に頼れる存在としての重要性を強調しています。

その中で、バリエントス女史は、L. ロン ハバードの勉強の技術が、移民家族に対する彼女の仕事にもたらした影響について語っています。 LA郡には20万人以上もの移民の子供たちが住んでいます。そこで、バレーのサイエントロジストたちと協力して、彼女はこうした子供たちにもう一度チャンスを与えるために、勉強のツールの提供を助けています。

「『学ぶ方法を学ぶ』本によって、両親は突然、本当に子供たちを助ける方法を手にしました。」 彼女は出席者に語ります。「成績の悪かったある少女のことを覚えています。 わずか4週間の個人指導によって、彼女はクラスで1番の生徒になったのです。 母親の涙を忘れることはできません。この技術がいかにシンプルで、パワフルかを目にし、新しい世界への扉が彼女の娘に開かれたんですから。 皆さんは、何度も何度も、失敗ばかりの人生を明るく、希望に溢れた未来へと変えてきました。」

バレーのサイエントロジー教会は、過去7年間、移民の子供たちのためのクリスマス・パーティーも後援し、バリエントス女史は、そのような経験がたったひとりの人生であったとしても、どれほどのインパクトを与えることができるかを語っています。 「父親が失業中だったある少女のことを覚えています。 クリスマスに何が欲しいのか彼女に聞いたら、こう言ったんです。『今年、私が欲しいのは豆とトルティヤ。』 両親にはそれ以上のお金がないことを知っていたのです。 ですから、その子が皆さんの教会からのプレゼントを見た時、満面に喜びを表したのは言うまでもありません。」

ハリス司教はバレーの教会および教会員と協力して、コミュニティー中に、さらには彼自身の教会の説教壇から、L. ロン ハバードの『しあわせへの道』を配布してきました。 「この本には平凡な奇跡が溢れています。 その効果の証しを知りたいですか? 私が『しあわせへの道』を始めて以来、私たちのコミュニティーでは3年以上も殺人事件が発生していません!」

しかし、この日の精神を最もよく表しているのは、司教のこの言葉でしょう。「今日のこの世界は、復興を必要とする深刻な状況にあります。 そういう状況を目の前にして、サイエントロジストたちはその復興を大きなスケールで行っています。 皆さんはこう心に決めたのです。『地獄が凍て付くまで、私たちは決してこれをやめない。そして、たとえそうなっても、氷の上でやり続ける』と。」


新しい教会は、すべての訪問者にダイアネティックスとサイエントロジーを紹介します。その始まりとなるのが、パブリック情報センターです。 ビデオ・ディスプレーにある500以上のフィルムで、サイエントロジー宗教の信条と実践、そしてその創設者L. ロン ハバードの生涯と彼が残した遺産を紹介します。

情報センターはまた、サイエントロジー後援の多くの人道支援活動についても詳しく説明しています。 これらには、世界規模の人権教育の取り組み、広範囲にわたる薬物教育と防止、およびリハビリテーション・プログラム読み書き・学習センターの世界規模のネットワーク、世界最大級の民間災害救援部隊であるサイエントロジー・ボランティア・ミニスター・プログラムなどが含まれます。

この巨大なバレーの新しいサイエントロジー教会にあるチャペルの収容人数は千人以上で、サイエントロジーの教会員たちに、日曜サービスや結婚式、命名式といった儀式を提供することができます。 また、地域ぐるみのイベントにも使われ、どのような宗派の人々でも歓迎します。 さらに、この教会には多様なセミナールームやコースルーム、そして、ひとつの建物全体がサイエントロジーの「オーディティング」と呼ばれる精神カウンセリング専用の施設となっています。


バレーの教会は、過去12ヵ月にわたるサイエントロジー宗教の急激な発展の期間に生まれた、最新の教会です。 ニュージーランド、オークランドのサイエントロジー全国教会は今年の1月にその扉を開き、さらに北アメリカ、ヨーロッパ、イギリス、アフリカの文化的中心地で多くのグランド・オープニングを迎える予定です。