第9回アメリカACC

第9回アメリカACC
Communication—The Solution To Entrapment

「このことを知れば、ダイアネティックス実践者は大ショックを受けるでしょう。私たちはダイアネティックスの第2の本を手にしていますが、これは完全に外在化に向けられた本なのです。これは大ショックでしょう。ですが、そうなるとしたらその原因の大半は、彼らが最初の本を決して読まなかったことにあるのです。」このように、ロンは『ダイア ネティックス55!』について言及しながら、「コミュニケーション」を主題とする傑出したACCを開始しました。外在化という見地(『サイエントロジー 8-8008』と「フィラデルフィア博士号コース」)から始まったロンの調査は、すべてのオーディターがあらゆるケースに関してそのゴールを達成することに向けられていました。最初の到達点は、オーディターたちが使って効果があることがわかったプロセスを集成した「インテンシブの手順」でした。これは『オーディター・ハンドブック』として発表された後、大幅に拡大されて『人間の能力の創造』となりました。そして、今や「コミュニケーションの公式」によって、さらに広範な適用への突破口が開かれ、これはダイアネティックスとサイエントロジーを統合する媒介となったのです。ロンは会議の予定を組むとともに、ただちに第9回アメリカACCを招集しました。クリアーをつくるために『ダイアネティックス 55!』の適用を オーディターに指導することが目的でした。第9回ACCは、コミュニケーションという主題のあらゆる細部を詳細に取り上げた、コミュニケーションに関する完全な論述となっています。これは、第1回ACCから始まる進歩・発展の時代の集大成であり、その後のすべてのオーディティングを左右する決定的な要素に関する、徹底的かつ専門的な研究なのです。 続きを読む

「このことを知れば、ダイアネティックス実践者は大ショックを受けるでしょう。私たちはダイアネティックスの第2の本を手にしていますが、これは完全に外在化に向けられた本なのです。これは大ショックでしょう。ですが、そうなるとしたらその原因の大半は、彼らが最初の本を決して読まなかったことにあるのです。」このように、ロンは『ダイア ネティックス55!』について言及しながら、「コミュニケーション」を主題とする傑出したACCを開始しました。外在化という見地(『サイエントロジー 8-8008』と「フィラデルフィア博士号コース」)から始まったロンの調査は、すべてのオーディターがあらゆるケースに関してそのゴールを達成することに向けられていました。最初の到達点は、オーディターたちが使って効果があることがわかったプロセスを集成した「インテンシブの手順」でした。これは『オーディター・ハンドブック』として発表された後、大幅に拡大されて『人間の能力の創造』となりました。そして、今や「コミュニケーションの公式」によって、さらに広範な適用への突破口が開かれ、これはダイアネティックスとサイエントロジーを統合する媒介となったのです。ロンは会議の予定を組むとともに、ただちに第9回アメリカACCを招集しました。クリアーをつくるために『ダイアネティックス 55!』の適用を オーディターに指導することが目的でした。第9回ACCは、コミュニケーションという主題のあらゆる細部を詳細に取り上げた、コミュニケーションに関する完全な論述となっています。これは、第1回ACCから始まる進歩・発展の時代の集大成であり、その後のすべてのオーディティングを左右する決定的な要素に関する、徹底的かつ専門的な研究なのです。 続きを読む

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コンパクト・ディスク
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34

詳しい情報 第9回アメリカACC

「『ダイアネティックス! 1955』は、もうナンセンスなことはやめて、クリアーをつくることに真摯に捧げられた本です。それがこの本についてのすべてです。このユニットが終了するまでには、この本はあなたの手に渡っているでしょう。」― L. ロン ハバード

それは1954年12月6日、アリゾナ州フェニックスのことでした。このように前置きしてL. ロン ハバードは、「コミュニケーション」を主題とする傑出したACCを開始しました。それはまた、外在化への、またクリアーをつくることへの「コミュニケーション」の適用を取り上げたものでした。

実際、これは単なるもうひとつの上級臨床コースではなく、第1回ACCで始まった開発の時代の総決算であり、それ以降のオーディティングすべてを左右する重要な構成要素がここで取り入れられたのです。外在化という見地(『サイエントロジー 8-8008』と「フィラデルフィア博士号コース」)から始まったハバード氏の調査の軌跡は、ふたつの明確なゴールに向けられていました。

  • すべてのビーイングが外在化を達成し、その達成に対する障害を克服すること。
  • そのためのプロセスを開発するだけでなく、より重要なこととして、ハバード氏以外のオーディターでも首尾よく適用できるものを開発すること。

それが重要なポイントでした。というのもL. ロン ハバードは以前から、自分がオーディティングで達成できるものを、必ずしも他のオーディターたちも達成できるとは限らないと気付いていたからです。彼らが彼と同じ結果を達成できるべきであったかどうかは、彼にとってほとんど問題ではありませんでした。惑星のクリアリングは、ひとりのオーディターでは不可能です。彼は、オーディター・トレーニングと、彼らが適用できるプロセスを開発することの両方を熱心に研究しましたが、それは、人間そのものの存在性と能力を研究することと、全く同じほど重要だったのです。

第7回上級臨床コースで最初の高みに到達し、彼以外のオーディターたちが使って効果があることがわかったすべてのプロセスが集成されました。これらのデータは最初、「インテンシブの手順」として発表され、次に『オーディター・ハンドブック』として発表されました。ハバード氏はその内容を発展させて、包括的な『人間の能力の創造』にまとめました。次に、その書籍の手引きとなるものとして、彼は特にその書籍の学習に対応する講演を上級臨床コースから選び出しました。それを「プロフェッショナル・コース講演」(後に「フェニックス講演」という包括的なタイトルになったもの)として発行し、基本的なプロフェッショナル・オーディター・トレーニングとなるカリキュラムが出来上がりました。

次に、その普及と適用を確実にするために、ハバード氏は第8回上級臨床コースを実施、監督しました。これは『人間の能力の創造』と「フェニックス講演」の徹底した勉強と、追加の講演を含むものでした。それらの講演では、すべてのテクニックと手順について、その適用がひとつひとつ詳細に説明されました。

しかし、彼の仕事が終わったわけではありません。というのも、彼はすでにサイエントロジーそのものである道筋を体系化していましたが、同時に、まさに底辺から頂点に至るまでのすべてのケースに対する、さらに広範な適用にも携わっていたからです。より具体的には、そのゴールは「外在化」という一語に要約できるでしょうが、さらにもうひとつ、それを達成する上でとりわけ重要な要素がありました。「コミュニケーション」です。

そのようなわけで、第8回上級臨床コースを行いながら、同時にハバード氏は別の書籍を執筆していたのです。そのことを考えれば、そのタイトルにさえ非常に重要な意義がありました。この主題はすでにダイアネティックスからサイエントロジーへと発展しており、それまでの2年間(1952年から1954年まで)は、もっぱらサイエントロジーの主題だけが扱われていました。しかし、コミュニケーションについての大躍進により、ロンは今や、ダイアネティックスとサイエントロジーというふたつの主題をひとつにつなぐ、決定的な鎖を手に入れたのです。それこそ、記念碑的作品『ダイアネティックス 55!』に含まれていたものでした。

こうした発見を広く知らせるために会議の予定が組まれ、世界中のダイアネティックス実践者とサイエントロジスト双方へ招待状が送られました。一方、L. ロン ハバードは準備のために、すぐに第9回ACCを招集しました。まもなく発表される『ダイアネティックス 55! 』(それはまさに印刷中でした)に含まれる技能とプロセスを、プロフェッショナル・オーディターたちに教えることがその目的でした。

こうして、『ダイアネティックス 55! 』についての詳細かつ専門的な研究となる、「第9回上級臨床コース」が始まりました。34本の講演全体を通して、ハバード氏はオーディターによる適用に強調を置きながら、この本の基盤となる理論、公式、プロセスを詳しく述べ、実演しています。

L. ロン ハバードはまた、コミュニケーションの構造や、完全なコミュニケーションの公式について、さらに「コミュニケーション・プロセシング」でそれをプロセスとして使用する方法についても詳述しています。

最後にハバード氏は、「6つの基本的なプロセス」について指導しました。まずそれぞれの本質(ダイアネティックスとサイエントロジーの定義と公理から導き出されたもの)を教え、最終的に「6つの基本的なプロセス」のオーディティングをそれぞれ実演しました。すなわち「2方向のコミュニケーション」、「初等ストレートワイヤー」、「8-Cの開始の手順」、「デュプリケーションによる開始の手順」、「所有性のレメディー」、「空間にスポットを見付ける」です。

それだけではありません。さらに、以下のような内容も扱われています。

  • 3つの講演全体が用語解説となっており、その用語解説は定義だけでなく、その背景や理論、さらにその適用におけるプロセシングやドリルまで示されている。
  • 言語の重要性、プリ・クリアーに逸脱をもたらすその作用、言葉は実際にはゲームであるということについて。
  • 「同意されたコンシダレーション」という公理の定義。ここでは、コンシダレーションの法則と、コミュニケーションおよびセイタンの能力に関するコンシダレーションの適用が徹底的に取り上げられている。
  • 完璧なデュプリケーションのプロセシング。これには、完璧なデュプリケートをつくり、それにより公理を実際に適用する方法について、また「アズ・イズ」する方法についての生徒のドリルが含まれる。

技術的な開発が安定したレベルに到達していた証しとして、L. ロン ハバードはその後12ヵ月間、次の上級臨床コースを提供することはしませんでした。というのも、これらの記念碑的な発見を適用するべき時期が来ていたからです。そして、彼が次に生徒であるオーディターたちに会った時、本当に新しいものが示されました。一連の研究と開発が行き着いた地点を示すように、その時点までに彼は、ワシントンD.C.にサイエントロジー創立教会を設立していたのです。