第7回アメリカACC

第7回アメリカACC
Certainty of Communication

L. ロン ハバードは、自分以外のオーディターが使って最も効果があったドリルとプロセスをすべて選び出し、ひとつのプロセシングの体系的手順にまとめ上げました。「インテンシブの手順」です。それによってプリ・クリアーは外在化を達成することができ、身体から独立したセイタンとして自らの能力を訓練するのです。ゴールは自己決定の領域を遥かに超え、次のような地点に進んでいたからです。それは「起因や受け身、源点、受領点に進んでなろうとする意欲であり、どんなものにでも進んでなろうとする意欲、どんなものでも進んで引き起こそうとする意欲、どんなものの受け身にも進んでなろうとする意欲、どんな距離も、質量も、質量の欠如も進んで許容しようとする意欲、そしてノーイングネスといった事柄全体を許容しようとする意欲」です。能力の向上が強調されることによって、サイエントロジーは新たな高みに到達しました。インテンシブの手順の基盤となったものは、サイエントロジーの公理、とりわけコミュニケーションの重要性とパワーでした。ここには、コミュニケーションの公式と外在化との関係、外在化したセイタンの能力を向上させるコミュニケーションのプロセスをはじめとする、ケースの解決に向けた一連の手順があります。そして、第7回ACCが終了するまでに、ロンは「インテンシブの手順」を拡大しただけでなく、『オーディター・ハンドブック』も執筆しました。これは後に『人間の能力の創造』として出版されました。ですからこのコースは、 まさにサイエントロジー宗教の神髄を示すものと言えるでしょう。

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L. ロン ハバードは、自分以外のオーディターが使って最も効果があったドリルとプロセスをすべて選び出し、ひとつのプロセシングの体系的手順にまとめ上げました。「インテンシブの手順」です。それによってプリ・クリアーは外在化を達成することができ、身体から独立したセイタンとして自らの能力を訓練するのです。ゴールは自己決定の領域を遥かに超え、次のような地点に進んでいたからです。それは「起因や受け身、源点、受領点に進んでなろうとする意欲であり、どんなものにでも進んでなろうとする意欲、どんなものでも進んで引き起こそうとする意欲、どんなものの受け身にも進んでなろうとする意欲、どんな距離も、質量も、質量の欠如も進んで許容しようとする意欲、そしてノーイングネスといった事柄全体を許容しようとする意欲」です。能力の向上が強調されることによって、サイエントロジーは新たな高みに到達しました。インテンシブの手順の基盤となったものは、サイエントロジーの公理、とりわけコミュニケーションの重要性とパワーでした。ここには、コミュニケーションの公式と外在化との関係、外在化したセイタンの能力を向上させるコミュニケーションのプロセスをはじめとする、ケースの解決に向けた一連の手順があります。そして、第7回ACCが終了するまでに、ロンは「インテンシブの手順」を拡大しただけでなく、『オーディター・ハンドブック』も執筆しました。これは後に『人間の能力の創造』として出版されました。ですからこのコースは、 まさにサイエントロジー宗教の神髄を示すものと言えるでしょう。

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コンパクト・ディスク
講演:
74

詳しい情報 第7回アメリカACC

「コミュニケーションを改善することは、すべてのオーディティングの基調なのです。」― L. ロン ハバード

6つの上級臨床コースが集中的に行われた9ヵ月の間に、ハバード氏はサイエントロジーの手順とプロセスをより基本的なレベルへと掘り下げ、それらを洗練させ続けました。それらの適用をあらゆるオーディターが確実に使いこなせる範囲に絞り込むためにです。しかし、それだけではフェニックスのコースルームでの講演とドリル、オーディティングという集中的なプログラムを通して展開されたことの意義は完全には伝わりません。大発見に基づいてさらに大発見が相次いでなされ、それ自体としても意義深いそれぞれの発見がひとつにまとまると、これは極めて重大な意味を帯びていました。それゆえ、この上級のトレーニングを受けるために選ばれた百人余りのオーディターたちは、まさに歴史的な出来事に立ち会っていることを実感するようになりました。それは人類の歴史で述べられている宗教の目標の達成にほかなりません。つまり「英知によって魂を解放すること」です。

したがって、ハバード氏が1954年6月23日にフェニックス北3番通り616番地において、選ばれたオーディターたちの前で「第7回上級臨床コース」を行った時、興奮は最高潮に達しました。それも当然でしょう。彼はここで、1953年10月に最初のACCが開始されてから学んだあらゆるものを活かし、自分以外のオーディターが使って特に効果があると証明されたドリルとプロセスをすべて選び出して、ひとつのプロセシングの体系的手順としてまとめ上げたのです。「インテンシブの手順(Intensive Procedure)」と呼ばれるこの手順は、プリ・クリアーが外在化を成し遂げ、身体から独立したセイタンとして自らの能力を訓練する、段階的なプログラムでした。

「私たちは、これ(インテンシブの手順)によって、私たちの最高のゴールであった自己決定の領域から抜け出しました。それは私たちの最高のゴールではありません。私たちの最高のゴールは、起因や受け身、源点、受領点に進んでなろうとする意欲であり、どんなものにでも進んでなろうとする意欲、どんなものでも進んで引き起こそうとする意欲、どんなものの受け身にも進んでなろうとする意欲、どんな距離も、質量も、質量の欠如も進んで許容しようとする意欲、そしてノーイングネスや理解といった事柄全体を許容しようとする意欲です。」

それはどんなオーディターでも適用することのできる手順であり、実質的にあらゆるケースのレベルに関してその根本に切り込み、そこからケースを完全な外在化に至るまで上昇させる各ステップを記したチェックリストとなるものでした。にもかかわらず、この手順がもたらした明らかな影響は、「取り組み方」が完全に変わったことでした。 「能力のなさ」を消去することに集中するのではなく、「能力」の向上が強調されているのです。能力を向上させれば、当然のごとく能力のなさも処理されることになるのです。

実際、それはオーディティングだけではなく、サイエントロジーという主題そのものの全く新たな高みでした。というのも、インテンシブの手順とこれらの新しいプロセスの基盤となったものこそ、「サイエントロジーの公理」だったからです。そして実際、プロセスそのものは、これらの公理、とりわけコミュニケーションの並外れた重要性とパワーから直接引き出されました。L. ロン ハバードが後に説明したように、それはまさにサイエントロジーの偉大な発見のひとつでした。そしてそこから第7回ACCのオーディターたちに、ケースを解決するための一連の手順がもたらされたのです。

  • コンシダレーション:それがどうして空間、エネルギー、時間のメカニックスを凌ぐものなのか。
  • コミュニケーションの公式:コミュニケーションの公式と外在化との関係。
  • 2方向のコミュニケーション:それがケースを導き、プリ・クリアーがいかなる状態もアズ・イズできるようにするのはどうしてか。
  • コミュニケーションのプロセス:外在化したセイタンの能力をドリル し、向上させるためにこのプロセスをどのように使うか。
  • ミステリーの構造:それを解消するのに、コミュニケーションがどう役立つのか。
  • コミュニケーションを取るか断つか:セイタンが外在化して活動できるように、セイタンと身体とのコム・ラインを断つ手段。
  • ストレートワイヤー:ARCストレートワイヤー、現時点のストレートワイヤー、視点のストレートワイヤー、ストレートワイヤーによるSOP 8-D。さらに、ストレートワイヤーによって、人が起因から受領へとコミュニケーション・ラインを張ることが可能になることについての話も含む。

これによって、ハバード氏は第7回ACCの最初に達成しようと計画した通りのことを成し遂げました。

「私たちのゴールは、大量のデータを蓄積することではありません。私たちのゴールは、データがどのようにできているのかを見付け出すことです。私たちのゴールは、多くのことを記憶に留めることではなく、記憶がどのようにできているのかを知ることです。私たちのゴールは、外へ出ていって、世界全体を愛し、慈しむことではなく、愛がどのようにできているのか知ることです。必ずしも地球上のすべてのものや、この宇宙のあらゆるものとコミュニケートすることではなく、コミュニケーションがどのようにできているのかを発見することなのです。

また、こういったものがみなどのようにできているのかを発見し、人生について著すことで満足し、人生を生きるだけの勇気など全く持ち合わせていない臆病な哲学者をつくることではありません。こういったもののつくり方を学んだら、それらをつくるのです。」

これらのゴールを達成した証しとして、第7回ACCが終了する前に、L. ロン ハバードは「インテンシブの手順」を拡大しただけでなく、その適用を包括的に記した『オーディター・ハンドブック』という題名の教科書も著しました。後の『人間の能力の創造』として知られるこの本は、1954年当時においてもまた現在においても、サイエントロジーそのものに関する最も広範な記述として存在します。ハバード氏は次に、すべてのサイエントロジストがこれを適用するのを確実にするため、特にこの本の内容に合わせた講演シリーズを行い、両者を組み合わせて新しいプロフェッショナル・コースのカリキュラムをつくりました。宗教としてのサイエントロジーの歴史から、それが継承しているもの、オーディティングにおける公理の適用、「存在の4つの状態」、「ダイナミックス」、「機能しているセイタン」に至るまで、それぞれがこの上なく重要であるために、これらは「フェニックス講演」として永遠に知られることになりました。

ですからこのコースは、 まさにサイエントロジー宗教の神髄を示すものと言えるでしょう。