サイエントロジーの宗教的信条はどのようなものですか?

サイエントロジーの宗教的信条はどのようなものですか?

サイエントロジーは他に類を見ない現代的な宗教です。20世紀に生まれた新しい宗教ですが、既に主要な宗教として確立されています。とはいえ、サイエントロジーの宗教的信条は、東洋の宗教が受け継いできた、「ヴェーダの讃歌」にまでさかのぼる古い伝統に基づいています。その伝統的な信条とは次のようなものです。「人は、いくつもの生涯を生きてきた精神的な存在である。そして、精神的悟りは知識によって達成される。また、精神的悟りによってのみ、人は創造主を完全に理解し、認識することができる。さらに、創造主への理解というのは、その人自身が悟ることである。自分が創造主を理解したということを、その人自身が精神的な存在として認識しなくてはならない。」

このように、サイエントロジー宗教は東洋の信仰に多くを負っていますが、その発祥地は西洋であり、その宗教的信条は20世紀中頃の科学技術に基づいた言葉で表現されています。さらにサイエントロジーにおいては、精神に関するさまざまな概念を、実際に人生のあらゆる側面に応用することができる、正確で実行可能な技術が加わっています。

サイエントロジーは、人間は基本的に善であり、その精神的救済は、その人自身に、またその人と同胞との関係に、そしてその人と宇宙との調和の達成に懸かっているものと考えます。その点で、サイエントロジーは真の意味での宗教であると言えます。なぜなら、サイエントロジーで行っていることは、人間本来の精神的な自己を完全に回復させること…その能力、意識、そして自らの不滅性への確信を完全に回復させることにほかならないからです。

そして、もっと広い領域において、サイエントロジーは個人の精神的救済を通して究極の改革…「狂気もなく、犯罪者もなく、戦争もない、そこでは能力のある者が栄え、正直な者が権利を有することができ、人間が自由により高い境地に至ることのできる文明」を追求しています。

サイエントロジーは、人間の精神的な本質と不滅の役割に取り組むことで宗教の目標を実現させます。長い間、それが社会における宗教の務めでした。物質世界を超越する人間に関する事柄を扱うことです。

サイエントロジーでは、精神的存在は「セイタン」と呼ばれています。セイタンは不滅であり、無数の生涯を生き続けてきましたし、これからも生き続けます。それぞれの生涯を経て、セイタンはますます物質的な物事や物質世界の経験に巻き込まれていきます。その結果、彼は自分の本当の精神的本質や能力を見失い、そして本来の精神的能力のごく一部を使って活動するようになります。

サイエントロジーの目標は、人が精神的存在としての自分自身に関する意識を取り戻すのを助けること、そして精神的な潜在能力を回復すること…自分が精神的な存在であること、そして自分と至高の存在との関係について確実性を得ることです。サイエントロジーは、世界最古の宗教の大半がそうであるように、次のことを信じています。「人間は、自分自身と宇宙を理解することによって彼自身の救済を成し遂げるためにここに置かれ、この方法によってのみ彼は創造主である神や自分と万物との関係を理解することができる。」サイエントロジーは、精神的救済は段階的な啓発によってのみ達成できると考えています。とは言え、そのような状態を仏教における「菩提(至上の知、悟り)」になぞらえるのはあながち間違いではありません。サイエントロジーでは、そのような悟りの状態はクリアーの状態と呼ばれます。人は向上するにつれ、本来の精神的な能力を取り戻し、「機能しているセイタン」という状態に達します。

サイエントロジーにおける精神的な救済への道は、L. ロン ハバードによって書かれ、録音された言葉の中で説明されています。そして、「完全なる自由へのブリッジ」として知られる一連のステップで示されています。これらのサイエントロジーの教典は、50万ページ以上の書かれた教材、3000の録音された講演、100本のフィルムで構成されています。これらはすべてハバードによるものです。

サイエントロジーの宗教とその信条は人生そのものに関する基本的な自明の真理に基づいています。サイエントロジーの教典の中にある「因子」は、宇宙の本質とその起源を明らかにしています。「完全なる自由へのブリッジ」を上昇するにつれて、人はこれらの宗教的な真実に関する完全な理解に至り、そして、宇宙の始まり、精神としての人間の本質、自分と至高の存在との関係を最終的に理解します。これらは、人が自分自身で精神的な悟りに到達して初めて理解できます。これらは、物質世界や現時点を超える事柄であり、サイエントロジー宗教の不可欠な要素です。真の宗教において、信念とは例外なく次のようなものを指します。「神聖な真実や現実性に関する精神的な理解、または感覚的な経験や論理的な証明の範囲を超えた現実性に関する精神的な理解のこと。」(オックスフォード英語辞書)サイエントロジーも例外ではありません。

このように、サイエントロジーは宗教という言葉が持つ最も古い意味において宗教なのです。サイエントロジーは、人々が神への認識を深め、自分自身と周囲の人々の精神的本質をより深く認識するための手助けをします。サイエントロジーの教典は、至高の存在を扱うダイナミック(第8のダイナミック)や精神としての存在へ向かう衝動をもっぱら扱うダイナミック(第7のダイナミック)があることを認めています。(「ダイナミック」とは、人生における衝動や原動力のこと。)このように生命が持つさまざまな側面を認識していることは、宗教の伝統的な特徴です。

サイエントロジーも他の偉大な宗教と同様に、地球の平和と人類救済という目標を持っています。サイエントロジーが提供しているものは、今ここで精神的向上をもたらす精確な道筋とそれを確実に成し遂げる方法です。

サイエントロジーは、世界中の裁判所や政府の行政機関で宗教として認められている、世界的な宗教です。それに加えて、宗教の分野の国際的な専門家たちがこの宗教を分析した結果、サイエントロジーを宗教と承認しました。